箱根駅伝2020の『山の神』候補ランナーは誰?今井、柏原、神野に続け!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

箱根駅伝では5区の山登りの区間がいつも注目されています。登りが速い選手のうち『山の神』と言われるのはどのようなランナーなのでしょうか。この『山の神』について調べてみました。




箱根駅伝の「山の神」とは

箱根駅伝といえばまず思いつくのがその激しい高低差だ。特に第5区は小田原中継所から往路ゴールとなっている芦ノ湖まで概ね23キロの距離がある。更に、この行程の中だけで標高差が約860mもあるのだ。第5区の選手は小田原中継所からゴールの芦ノ湖までまさに永遠と続くような容赦ない坂道を駆け上がるようにして走る。
その駆け上がる勢いの強さから、第5区のなかでも特に優秀な成績を修め、かつ応援していた人々の記憶に強く印象を与えた選手だけがそう讃えられることを許される。箱根駅伝は90回以上の歴史を誇るが、その中で3人しか山の神の称号を得た選手は存在しない。

箱根駅伝に名を残した3人の「山の神」 より

ということから、箱根駅伝の「山の神」の明確な定義はないようですが、人々の印象に残るようなすごい記録を出したランナーに与えられるもののようです。次の山の神は区間新を出すだけでなく、神野の記録を超えて印象に残る走りをしなければなりません。厳しいですね。

今までの山の神

・今井正人選手(順天堂大)
・柏原竜二選手(東洋大学)
・神野大地選手(青山学院大学)

順天堂大学の今井正人選手は大学在籍中の2004年から2007年まで毎年箱根駅伝に出場した経験を持ち、2年生の時から、第5区を担当し史上最多の他選手11人抜きを達成したことで区間新記録を残しています。

3年生の時には往路優勝、4年生時には順天堂大学を総合優勝しています。3年連続で第5区間賞に輝いたことから初代「山の神」として名を残すことになりました。

東洋大学の柏原竜二選手は今井正人選手が卒業直後の2008年から2011年まで箱根駅伝へ毎年出場を果たしています。4年間、第5区を受け持ち、1年生時には前年の今井正人選手が成し遂げた記録を47秒も更新させる区間新記録を達成しました。4年生の時は、東洋大学総合1位に貢献して「山の神」の名を受け継ぐことになりました。

青山学院大学の神野大地選手は、歴代山の神の中でも前の2人に比べると少し違うところがいくつかあります。1年生時は箱根駅伝に出場せず、2年生時は「花の2区」を担当しました。3年生時、2015年に行われた第91回箱根駅伝での神野選手の第5区間の走りが強烈で観戦者にインパクトを与えたため、3代目となる箱根駅伝山の神として日本全国から注目を集めたのです。青山学院大学にとって初めての箱根駅伝優勝の立役者神野選手、また、2016年に開催された箱根駅伝では青山学院大学が往路・復路・総合の3部門全てにおいて優勝し、完全優勝を成し遂げることになったのです。

新・山の神の候補者は

2020年の箱根駅伝では5区の山登りは誰が速く走れるのでしょうか。候補選手を上げてみました。

  • 浦野雄平(國學院大學)
  • 西田壮志(東海大学)
  • 青木涼真(法政大学)

まとめ

箱根駅伝の「山の神」についてお知らせしました。3人の山の神に対して『新山の神』となる4人目のランナーは出てくるのか、誰になるのか気になりますね。これからも箱根駅伝を応援していきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク