鬼滅の刃の人気に隠れてあまり目立っていなかった『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)というアニメの人気が急上昇しています。今回は『呪術廻戦』についてどんなアニメなのかわかりやすくお伝えします。
『呪術廻戦』って何?どんなアニメ?
『呪術廻戦』とは『週刊少年ジャンプ』(集英社)に2018年14号から連載中の漫画家の芥見下々(あくたみげげ)さんによる作品です。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画なんです。
『呪術廻戦』の特徴はこれ!
- 週刊少年ジャンプで連載中
- 呪術師の闘いを描いたアニメ
- 大迫力のバトル展開
- 新感覚のダーク・ファンタジー
- 「呪い」「呪霊」といったホラー要素満載
といったところでしょうか。
大迫力のバトルシーンには鳥肌が立つほどの恐怖感があり、一度ハマると大ファンになってしまうというアニメのようです。
ダークファンタジーとは?
ファンタジー作品で、重苦しい雰囲気や悲劇的展開、残酷な描写や過激な性描写など、主人公をはじめとする登場人物にとって不条理な世界観などに重きを置いているものを指す。あるいは、幻想文学作品で、幻想・怪奇・ホラーの色合いが濃いものを指す。
Wikipedia
『呪術廻戦』のストーリーの概要
人間の負の感情がもたらす「呪い」によって「呪霊」という化け物とバトルをしていくストーリーです。
主人公は常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)で、祖父から「オマエは強いから人を助けろ」と遺言を受け、呪術師になっていくようすがわかります。
主人公の虎杖が特級呪物「両面宿儺(りょうめんすくな)の指」を飲み込んだことで呪霊が体内に宿り、同級生である伏黒恵や釘崎野薔薇、最強の呪術師であり担任の先生でもある五条悟と一緒に成長していく物語です。
バトル満載で読めば読むほど、見ればみるほどはまるのが呪術廻戦なんですね。
『呪術廻戦』のあらすじ、背景
人間の負の感情がもたらす「呪い」によって「呪霊」という化け物が生まれ、各地で不審死が発生している日本。常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病院で祖父を看取った後、呪術高専の1年生・伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と出会う。
伏黒は、虎杖が以前に拾った特級呪物「両面宿儺(りょうめんすくな)の指」を探しているという。しかし、「両面宿儺の指」は既に虎杖の先輩に渡っており封印を解いてしまっていた。 この指は、放っておくと死人が出るほど危険な代物で、本来は厳重に封印されなければならない。
封印が解かれた指から出る呪力を取り込もうと、わらわらと学校に集まる呪霊達。伏黒とともに現場に向かった虎杖は、「オマエは強いから人を助けろ」という祖父の遺言に従い呪霊達と闘う。しかし呪いは呪いでしか祓えないことに気付いた虎杖は、一か八かで猛毒である「両面宿儺の指」の指を呑み込むが…。
『呪術廻戦』の人気キャラクターは?
五条 悟(ごじょう さとる)
呪術:無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)
呪術高専1年担任・特級呪術師。28歳。"最強の呪術師"と呼ばれ、呪術師からも呪霊からも恐れられている。いつもは、黒い布やサングラスで目元を覆っているが、外すと相当のイケメン。一見チャラチャラしていて掴みどころがない。保守派ばかりの上層部を嫌っており、若く優秀な呪術師を育成するため教鞭を取った。
狗巻 棘(いぬまき とげ)
呪術:呪言(じゅごん)
呪術高専2年生。普段は口元をタートルネックで隠している少年。狗巻家の呪言師の末裔で、自分の発した言葉をそのまま実現化できるという強力な呪力を持っている。しかし、連続で使用することで自らがダメージを受けたり、意図せず人を呪ってしまう可能性があるため、普段発する言葉は「しゃけ」「おかか」などおにぎりの具のみ。
伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)
呪術:十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)
呪術高専1年生。口数は少なくクールに見えるが、その半面実は結構仲間思い。得意な戦闘スタイルは、複数の式神を使う遠距離攻撃。高度な術を持つものの、それをまだ使いこなせるほどに成長はしておらず宿儺からは「宝の持ち腐れ」と言われる。呪詛師・伏黒甚爾の実の息子である。
虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)
呪術:逕庭拳(けいていけん)
呪術高専1年生。並外れた身体能力の持ち主で、砲丸投げで30m先のサッカーゴールポストに食い込ませたことも。異常に足が速く、陸上部顧問からの勧誘が絶えない。明るい性格で、毎日入院中の祖父を見舞うという優しい一面もあり。非術師だが「宿儺の指」を呑み込んだことで、「宿儺の器(すくなのうつわ)」となり呪力を使えるようになった。
釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)
呪術:芻霊呪法(すうれいじゅほう)
呪術高専1年生。「田舎が嫌で東京に住みたかった」という理由で呪術高専に入学した。自分の容姿には自信を持っている様子。口が悪く、すぐに手が出るほど喧嘩っ早いが相当の度胸の持ち主。時折情に厚い一面も垣間見せる。武器は五寸釘・金槌・わら人形。
七海 建人(ななみ けんと)
呪術:十劃呪法(とおかくじゅほう)
1級呪術師。27歳。元々は証券会社に勤めていた"脱サラ呪術師"。長身で冷静沈着、無愛想に見えるが心には熱いものを秘めている。時間外労働が嫌いで、時間外には「瓦落瓦落(がらがら)」という拡張術式を使う。虎杖が名付けたあだ名は「ナナミン」。
両面 宿儺(りょうめんすくな)
特級呪霊で「呪いの王」と呼ばれており、非常に残虐な性格。虎杖に受肉した状態で登場するが、宿儺が主導権を握ると全身に模様が浮かび上がる。その正体は1000年以上前に実在した人間で、術師たちが全力で挑んだがあえなく敗退するほどの強さ。特級呪物として20本の指が封印されているが多くが行方不明になっている。
禪院 真希(ぜんいん まき)
呪術:なし
呪術高専2年生。男勝りのポニーテールの少女。後輩の面倒見が良いので釘崎は「姐さん」と呼んで慕っている。御三家である禪院家の出身だが、術式を持たずに生まれたため「落ちこぼれ」とされている。しかし呪具の扱いはトップクラスで、自分の欠点を補っている。京都校に双子の妹・真依がいるが、関係性は良くない。
パンダ
呪術:パンダ核・ゴリラ核
呪術高専2年生。名前のとおりパンダそのもの。自己紹介でも「パンダ」としか紹介されずツッコミどころ満載である。人間の言葉を解し、仲間たちの中では実は一番の常識人(パンダ)で、仲間に気を配りサポートをしたりする。実はパンダは、夜蛾学長によって作られた突然変異呪骸である。
乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)
呪術:無条件の術式模倣
呪術高専2年生・特級呪術師。特級過呪怨霊である祈本里香に憑りつかれていた。性格は優しく穏やかな性格。菅原道真(日本三大怨霊のひとり)の子孫で、五条の遠い親戚にあたる。本編ではほぼ名前しか登場しておらず、その呪力は未知数。現在はどうやら海外にいるらしい。
まとめ
『呪術廻戦』についてどんなアニメなのか、特徴やストーリーの概要やあらすじ、そして人気のキャラクターについてお伝えしてきました。はじめはキャラクターの名前や用語がとっつきにくいのですが、一度ハマるとすぐになじんでくるようです。テレビや映画などで楽しみながら応援していきたいと思います。