7月7日に放送されたテレビ朝日の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にフライドチキン男の話が出てきて話題になりました。いったいフライドチキン男とはどんな人なのでしょうか。今回のやり取りとフライドチキン男の経緯などこの記事でお伝えしていきます。
騎士竜戦隊リュウソウジャーでのやりとり
龍井尚久(吹越満)がフライドチキンの容器を抱えて登場。
尚久が「伝説の乙姫様には、私は、お兄ちゃんかお姉ちゃんがいると推測していたが、それが裏付けられることとなりました。うれしいね。ありがとう。お礼にフライドチキンをあげよう。食べてみて、美味しいよ」と発言。
それに対して海のリュウソウ族の姫・オト(田牧そら)は「めっちゃ美味しい」と感想を述べる。
尚久が「でしょ~?」と言うと
オトは「あの、フライドチキン男って呼んでいいですか?」と発言。
その発言に尚久は「なぬー、君は一体何を言っているのかな。ほげーっ!」
このやりとりでピンと来た人は少ないのではと思いました。
フライドチキン男の経緯、プロフィール
フライドチキン男とは1993年1月から10月、日曜日の朝9:00~9:30『有言実行三姉妹シュシュトリアン』という特撮テレビドラマにでてきたキャラクターのひとりです。今から26年前のテレビ番組に出てきていた人の話なんです
有言実行三姉妹シュシュトリアンのあらすじ
東映不思議コメディーシリーズとして30分番組で42回の放送がありました。
酉年の1993年、山吹家は不仲だった両親が離婚寸前の状態に陥り、三姉妹、雪子・月子・花子は気晴らしに出向いたカラオケボックスで、酉年を司る十二支の1人、お酉様に出会います。そして、三姉妹はお酉様によって妖怪退治の正義の味方、有言実行三姉妹シュシュトリアンに仕立て上げられます。家庭の円満と世界の平和を守るため、三姉妹の秘密の戦いを描いたドラマが始まりました。
フライドチキン男とは
お酉様からの指令を三姉妹に伝える使いの男のこと。白のシルクハット、ピンク色のジャケット、吊り上がった白いメガネという胡散臭い奇矯な格好でいつも登場します。限りなくニワトリっぽく、語尾に「コケッ」といったり「お酉っ」といったりするのが特徴です。シュシュトリアンを利用して悪事を働いたり、妖怪に丸め込まれて悪事の片棒を担いだりしてはシュシュトリアンに懲らしめられる等、味方にしては頼りない存在がキャラクターとなっています。
まとめ
今回の騎士竜戦隊リュウソウジャーで「フライドチキン男と呼んでいいですか?」と聞かれたのはフライドチキンを持ってきたから。でもその人、吹越満は26年前のフライドチキン男だったので「君は一体何を言っているのかな」となったのでしょう。急に26年前のキャラクターを絡ませてきたわけで、知る人ぞ知る、そんなところが話題になったのでしょう。これからも騎士竜戦隊リュウソウジャーを見てみたくなってきてしまいました。