9月15日に行われるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)により男子2人、女子2人のマラソン日本代表が決まりました。速報およびインタビュー動画などお知らせしていきます。
東京五輪マラソン大会代表が2名ずつ決定!
男子は中村匠吾(26=富士通)、 服部勇馬(25=トヨタ自動車)が内定しました。おめでとうございます。ラスト2キロからの2段階のスパートは見事でした。3位の大迫選手を含めてすばらしいデッドヒートを見せてくれました。
女子は 前田穂南(23=天満屋)、鈴木亜由子(27=日本郵政グループ)が内定しました。おめでとうございます。3位の小原選手は4秒差まで追い詰めるラストスパートはものすごい気迫が感じられました。
MGC男子マラソン出場者
総勢30名で男子マラソンが行われます。このうち2人が日本代表として内定するので誰が来るのか、速報、結果を追っていきます。
自己記録と一口コメント
- 大迫傑(27=ナイキ) 2時間5分50秒「ラスト5キロからレースが動く」
- 設楽悠太(27=ホンダ) 2時間6分11秒「前半10キロ自分のリズムで走る」
- 井上大仁(26=MHPS) 2時間6分54秒「坂の仕掛けに耐えて勝負する」
- 服部勇馬(25=トヨタ自動車) 2時間7分27秒「安定した結果を出すのが強み」
- 今井正人(35=トヨタ自動車九州) 2時間7分39秒「勝負どころで攻めの走りする」
- 藤本拓(29=トヨタ自動車) 2時間7分57秒「それなりに楽しみ見い出し走る」
- 木滑良(28=MHPS) 2時間8分8秒「最後5キロ走り切れば勝機ある」
- 中村匠吾(26=富士通) 2時間8分16秒「最後の2・195キロが勝負になる」
- 中本健太郎(36=安川電機) 2時間8分35秒「最年長。国際大会経験生かす」
- 山本憲二(29=マツダ) 2時間8分42秒「30人いるので気を抜かず集中」
- 宮脇千博(27=トヨタ自動車) 2時間8分45秒「最後まで気を引き締めて走る」
- 佐藤悠基(32=日清食品グループ) 2時間8分58秒「ラスト1メートルまで優勝争いする」
- 山本浩之(33=コニカミノルタ) 2時間9分12秒「MGC獲得した粘りを見せる」
- 上門大祐(25=大塚製薬) 2時間9分27秒「前半と後半の坂が勝負になる」
- 橋本崚(25=GMO) 2時間9分29秒「今大会はしっかり調整できた」
- 岩田勇治(31=MHPS) 2時間9分30秒「どんな状況でも引かない走り」
- 園田隼(30=黒崎播磨) 2時間9分34秒「仕掛けがある上り坂の勝負に」
- 荻野皓平(29=富士通) 2時間9分36秒「粘りで五輪出場権を獲得する」
- 村沢明伸(28=日清食品グループ) 2時間9分47秒「一発勝負。最初から最後まで」
- 福田穣(28=西鉄) 2時間9分52秒「いつも通り粘り生かして走る」
- 竹ノ内佳樹(27=NTT西日本) 2時間10分1秒「1キロ1キロ大切にして走りたい」
- 高久龍(26=ヤクルト) 2時間10分2秒「ゴールまで集中力切らさない」
- 大塚祥平(24=九電工) 2時間10分12秒「35キロ過ぎ疲れるので準備する」
- 神野大地(25=セルソース) 2時間10分18秒「積み重ねた成果を発揮したい」
- 堀尾謙介(22=トヨタ自動車) 2時間10分21秒「2回目だがスタミナ自信ある」
- 鈴木健吾(23=富士通) 2時間10分21秒「しっかり走り込み準備できた」
- 藤川拓也(26=中国電力) 2時間10分35秒「ケガなくタフなレースが得意」
- 河合代二(27=トーエネック) 2時間10分50秒「余計なことを考えず無でいく」
- 岡本直己(35=中国電力) 2時間11分29秒「最後5キロの上り勝負できれば」
- 谷川智浩(30=コニカミノルタ) 2時間11分39秒「水道橋の上り坂が大事になる」
MGC女子マラソン出場者
女子はわずか10名で行われることになりました。このうち2人が日本代表に選ばれますので目が離せません。速報、結果など追っていきます。
自己記録と一口コメント
- 安藤友香(25=ワコール) 2時間21分36秒「自分に勝ち笑顔でゴールする」
- 福士加代子(37=ワコール) 2時間22分17秒「調子は少しずつ上がってきた」
- 松田瑞生(24=ダイハツ) 2時間22分23秒「笑顔テーマに合宿やってきた」
- 小原怜(28=天満屋) 2時間23分20秒「自信を持ってスタートしたい」
- 前田穂南(23=天満屋) 2時間23分48秒「しっかりと切符勝ち取りたい」
- 岩出玲亜(24=アンダーアーマー) 2時間23分52秒「いかに自分がばかになれるか」
- 上原美幸(23=第一生命グループ) 2時間24分19秒「挑戦する気持ちで五輪決める」
- 一山麻緒(22=ワコール) 2時間24分33秒「若さあふれる走りを見せたい」
- 野上恵子(33=十八銀行) 2時間26分33秒「自分の力をどれだけ出せるか」
- 鈴木亜由子(27=日本郵政グループ) 2時間28分32秒「淡々とレース進めて勝負する」
途中経過、速報
スタート地点
約1分遅れでスタートしました。 設楽雄太が1人飛び出して先頭を走っています。
10キロ地点
男子
設楽雄太が独走、2位との差は2分13秒差。2位集団は28名、谷川が1人遅れています。
女子
先頭集団は、前田、一山、安藤、松田、小原、福士、鈴木の7人
上原、岩出、野上と続いています。
20キロ地点
男子
設楽が独走、2位との差は1分56秒差。2位集団は鈴木、大迫、中村、服部の4人となる。
女子
前田がペースアップして鈴木がすぐ後にいます。3位以下は少し離れて小原、福士、安藤と続いています。
30キロ地点
男子
設楽が独走維持、2位と1分17秒差と差が詰まってきました。2位集団は、橋本、服部、中村、大迫、鈴木、大塚、藤本の7人集団が1位の設楽に迫っていきます。
女子
前田がトップ、2位の鈴木は1分22秒差。小原、松田、福士と続きます。
40キロ地点
男子
先頭集団から中村がスパート、服部、大迫、橋本、大塚、鈴木と続いています。大迫は先頭から遅れて10位になる。
女子
前田がトップ、2位は鈴木、3位は小原と続きます。2位と3位の差は33秒差。
ゴール地点
男子
1位は中村、2位が服部、3位は大迫となりました。
女子
1位は前田、2位は鈴木、3位は小原となりました。
結果
男子
1位:中村匠吾(26=富士通) 内定
2位: 服部勇馬(25=トヨタ自動車)内定
3位: 大迫傑(27=ナイキ)
4位: 大塚祥平(24=九電工)
5位: 橋本崚(25=GMO)
6位: 竹ノ内佳樹(27=NTT西日本)
7位: 鈴木健吾(23=富士通)
8位: 中本健太郎(36=安川電機)
女子
1位: 前田穂南(23=天満屋) 内定
2位: 鈴木亜由子(27=日本郵政グループ)内定
3位: 小原怜(28=天満屋)
4位: 松田瑞生(24=ダイハツ)
5位: 野上恵子(33=十八銀行)
6位: 一山麻緒(22=ワコール)
7位: 福士加代子(37=ワコール)
8位: 安藤友香(25=ワコール)
記者会見インタビュー
まとめ
この大会により男女共上位2人が東京五輪のマラソン日本代表に決まりました。2人は来年8月に行われる東京オリンピックマラソン大会に向けて準備していくことになります。ぜひメダルを獲得できるよう頑張ってもらいたいですね。もう1人は今後のMGCファイナルチャレンジで決まりますが応援していきたいと思います。