2020年1月に映画の『鬼滅の刃』(きめつのやいば)の動員数を抜いて『銀魂 THE FINAL』が1位になりました。いったい『銀魂』(ぎんたま)とはどのようなアニメなのでしょうか。気になったので調べてみました。銀魂を知らない人にもわかりやすくお知らせします。
『銀魂』とは何?
『銀魂』(ぎんたま)は漫画家の空知英秋(そらち ひであき)によるアニメ作品であり、単行本は全77巻発行されています。
『週刊少年ジャンプ』には2004年から2018年まで連載されました。
十代後半から二十代の若者にはなじみの深いアニメのようですね。
単行本にはサブタイトルがあり、第1巻(天然パーマに悪い奴はいない)、第2巻(粘り強さとしつこさは紙一重)、第4巻(親子ってのは嫌なとこばかり似るもんだ)など、漫画本編の内容を意識した教訓的な物・作者の素朴な疑問・ことわざ・ツッコミ等が表現されていて結構これだけでもおもしろさが伝わってきます。
銀魂ってどんな話?
一言で言うと SF時代劇の体裁を採った人情コメディストーリー漫画です。
空知は、この作品を「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表現しているんです。
第1巻の案内には
とあります。
主人公の銀時達と周囲の面々が繰り広げるドタバタギャグコメディが描かれることが多く、その中に混じって銀時の過去やそれにまつわる因縁を軸にしたストーリーとなっています。
また後半の『将軍暗殺篇』以降はストーリー本筋に関わる長編シナリオの連続で構成しており、所々にコメディ的な要素を挟みつつ、主要人物の死の明確な描写といった物語のクライマックスを意識したものが多く、サブタイトルも簡略化されたりと、全体的にシリアスな作風になっています。
では第1話の動画を覗いてみましょう。
銀魂のレビューや口コミ
銀魂のレビューや口コミをみてみましょう。
ハッキリ言ってこの作品、好きか嫌いかは物凄く激しくきっぱり分かれるだろうと思う。嫌いな人は本当に嫌いだろう。だが一旦はまればもう逃げ出せない!
取り敢えずまともなキャラクターは誰一人として存在しないし、普通の常識で言ったらなんでこんな作品が王道少年漫画雑誌に載っているのかが不思議で仕方無くなる!
主人公は糖尿病寸前のプー寸前というダメキャラで、言動これ全て公序良俗に引っ掛かってるとしか思えない。それなのに惹きつけられる。それなのに格好良いと思う!
異常に多いセリフの応酬は読み手に考える隙を与えないし、すんごく下らないこと言ってる事に密かに共感してしまう瞬間があったり、とにかく飽きさせない!
出るキャラクターすべてが己の欲望のためだけにこれだけ好き勝手しているのに、押し付けがましくなく(作者の開き直りともいうが)、軽く生きろや、と背を押してくれる!
一回読んだだけでは気づかないところなどあり、何回も読み返すとキャラの一つひとつのセリフや行動の意味が分かる!
セリフや言い回しなどが細かく、意味深なものもあったりする。 ギャグにも飽きない。マジメなところとそうでないところのギャップの凄さも銀魂の特徴!
色々とクサいセリフや、話の終わり方が綺麗すぎるところもあるが、それこそが銀魂!
口コミやレビューを読むと銀魂を知らない私でもこの作品の雰囲気や特徴が少しわかってきたような気がします。
• ムチャクチャ
• キャラクターがおもしろい
• セリフが多い
• まじめとそうでないときのギャップが大きい
• ダメキャラだけどかっこいい
• セリフ、行動の意味が深い
といったところでしょうか。
宇宙の知的生物天人(あまんと)諸族によって開国を強要され、銀河文明が導入された江戸のかぶき町を主たる舞台とする物語。
本作で描かれる江戸の風景は、木造の長屋が立ち並び、着物を纏って髷を結った者達が行き交うという時代劇らしいものと高層ビル、携帯電話、電子レンジ、テレビ、コンピュータゲーム等、宇宙船など現代~未来の製品もでてきます。
映画『銀魂 THE FINAL』の内容は?
『鬼滅の刃 無限列車編』を抜いて1位になった『銀魂 THE FINAL』の予告編を見てみましょう。
面白そうな映画ですね。
まとめ
銀魂とはどんな作品か、どんな話なのかをお知らせしました。若者にはおなじみのアニメでしたが、これだけ人気が出るのにはそれなりの理由がありますよね。年代を超えて楽しめる作品なのではないでしょうか。これからも銀魂を応援していきたいと思います。