「前田建設ファンタジー営業部」の映画化が決まりました。いったいどのような内容なのか気になったのでキャストやあらすじ、見どころなどを紹介します。
主なキャスト
- 高杉真宇:「笑顔の向こうに」主演などかわいくてかっこいい、若手俳優
- 小木博明(おぎやはぎ):森山良子のの長女と結婚したお笑いタレント
- 上地雄輔:クイズ番組「ヘキサゴン」をきっかけに大ブレイクした俳優、歌手、タレント
- 本多力:大河ドラマ「真田丸」で注目を集めた俳優、声優
- 岸井ゆきの:朝ドラ『まんぷく』で注目を浴びた若手実力派、女優
小木博明(おぎやはぎ)のコメント
最初に内容を聞いた時に、ファンタジーか…と思ったのですが、よくよく聞いてみると、僕が何よりも大好きな実話を基にした映画だということで、がぜんやる気になりました。さらに僕の役柄のモデルとなった方にもお会いして忠実に役作りをさせて頂きました。だから、映画を観る方にご理解頂きたいのですが、下⼿とか思っては駄目です。
上地雄輔のコメント
初めて顔合わせる際に、多くのスタッフが楽屋に来てくださったので、すごくこの作品に対する気持ちを感じました。ここまでスタッフさんや共演者の方と初めましての方が多い現場もこの20数年間無かったので、どういう作品でどういう現場になるのか楽しみな気持ちと、初心にかえる気持ちで撮影に臨もうと思いました。
本多力のコメント
舞台化のときに思った「あの作品が舞台に⁉」という驚きを超える「あの作品を映画に⁉」という驚きがありました。キャストを⾒て「どんな組み合わせ⁉」と更に驚きました映画観て「こんなことに熱くなってる人達がいたんだ⁉」と驚いて欲しいです。
岸井ゆきののコメント
マジンガーZの格納庫を作ろう、って、SFですか! え?ウェブで…?最初はあまり意味が分からなかったのですが、大人の自由研究みたいで面白そうだな、と思いました。実際に設計図や模型、掘削などを目の当たりにすると、もー少年の心が騒いで、『興味がなさそうなエモト』というト書きを忘れてうっかりワクワクしてしまうほどでした!
前田建設ファンタジー営業部とは
「前田建設ファンタジー営業部」とは、実在するゼネコン・前田建設工業株式会社が、アニメやゲームの世界に存在する空想上の構造物・建造物の建設を受注し、実現するとしたらどうなるのか”工期・工費を含め正確に検証するウェブコンテンツのことです。”ファンタジーの世界を現実に再現したい”という企画を2003年に若手有志職員たちで活動を始めました。
2004年に「マジンガーZ」地下格納庫編が書籍化、2012年に文庫化され、その後もシリーズとして「銀河鉄道999」高架橋編、「機動戦士ガンダム」地球連邦軍ジャブローを創ろう編が発表されてきました。話題の取り組みとして建設業界内外でも知られるようになりました。
概要(あらすじ)
映画『前田建設ファンタジー営業部』の舞台は2003年、バブル崩壊後の建設業界。
ある日、アニメ「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールを、”現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるのか?”マジンガーZが格納されている光子⼒研究所の所⻑・弓教授から発注を受けた。……というテイで検証するウェブ連載をしよう!と、広報グループ⻑が提案する。
高杉真宙演じる若⼿会社員、土井航(24)は、いやいやながらプロジェクトに携わっていくうち、社内外の技術者たちの熱意、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う姿を目の当たりにして、”意味のないこと“だと思っていた業務に本気で取り組んでゆく。
⼀⾒すると”意味のないこと“に七転八倒しながら、本気で取り組んだサラリーマンたちの姿を描いた本作は、まさに”積算エンターテイメント”!!(※積算=工事などの費用を⾒積もること)お⾦にならないと意味がないのか?意味のないことに情熱を注ぐのは、バカげているのか??
現実とファンタジーの垣根を越えた先に、待ち受ける未来は!?
見どころ
- 空想の世界の建設に対するファンタジー営業部社員メンバーの試行錯誤と七転八倒の様子
- 造船所、鉄工所、製作所のほかダムやトンネルなどスケールの大きい建設業の魅力
- 若手実力派の高杉真宇はじめ知名度のある出演者たちの演技
- 賭ケグルイなどヒット作を生み出している英勉監督の作品
- 劇団ヨーロッパ企画の代表、劇作家、演出家、脚本家でもある上田誠の脚本
まとめ
映画「前田建設ファンタジー営業部」についてキャストやあらすじ、見どころなどを紹介してきました。ゼネコンの魅力と空想の世界に捧げるドラマを味わえる作品なので楽しみにしています。